当組合木材加工課の視察研修が6月29日(金)、30日(土)の二日間行われました。
タイトルにもあるように視察先は、林業県として有名な秋田県です。
29日は、秋田県立大学付置の木材高度加工研究所(以下木高研)へ伺いました。
木高研は、大学に属する機関としては唯一「木材」の専門教育・研究機関で、社会や企業の木材に対する様々なニーズに応える、実践的な研究が行われています。
木材の加工の仕方によってバネのようなクッション性のある木のイスや木を薄くスライスして接着剤で何層にも張り合わせることで一見固い角材に見えて、ねじることのできるやわらかい木など、普段木材加工に携わる我々にとって、木材の固定概念を覆すような研究がなされており、とても勉強になりました。
30日は、㈱門脇木材さんの協和工場と本社工場を視察させていただきました。
協和工場では、現在建設中のバイオマス発電施設や製材工場を本社工場では丸棒製材をしている工場等を見学させていただきました。
今回の視察研修を通して、改めて秋田県が林業県である所以を感じることができました。
木材加工課の一同にとって今回の視察研修は有意義であるとともに刺激になりました。
最後に多忙にもかかわらず、丁寧に視察対応してくだっさた、木高研のスッタフの皆様、㈱門脇木材の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
木材加工課 東海林