5月15日(水)~17日(金)の3日間、山北中学校の職場体験学習が行われました。今年度は、1名の生徒さんが当組合を選択してくれました。
初日は、当組合の概要を組合長から受けた後、森林整備課で伐採現場を体験・見学してもらいました。
職員の指導のもと、フォワーダーやハーベスターなどの実際に現場で使用している機械の操作を体験してもらいました。
普段から山に入る機会も少なくなっている現在、貴重な体験をしてもらえたのではないかなと思います。
2日目は、組合長と共に新潟市の木材市場のせりを見学してもらいました。
いろんな木を見ることができて楽しかったと言っていました。
3日目は木材加工課でベンチの製作をしてもらいました。
もともと職場体験に当組合を選んだ理由が、木製品の組み立てをしたかったからだそうで、生き生きと作業していた姿が印象的でした。
最初は工具の使いかたもぎこちなかったのですが、途中からは作業にも慣れてきてスムーズに作業していました。
組立後には、しっかりとヤスリがげをしてから、塗装をしました。塗装もムラなく綺麗にぬれていたと思います。
完成したベンチは、職場体験にきてくれた生徒さんの出身集落へ寄付する予定です。
3日間を通して、普段の授業では体験できない作業や体験を提供できたかと思います。
ちなみに、3日間で一番楽しかったのは「ハーベスターを操作したこと」だそうです。
今回の職場体験が生徒さんの今後の進路選択や職業選択の一助になってくれれば幸いです。
木材加工課 東海林