8月下旬、福島県福島市内の市街を一望できる某所に木製展望デッキを設置しました。
左が設置前、右が設置後です。
設置場所が散策ルートの頂上ということもあり、設置前の材料搬入には一番苦労しました。
今回は、木材加工課だけでなく、森林整備課の富樫主任にも材料搬入を手伝ってもらいました。
そのおかげで、搬入も順調に終わり、こうして無事デッキを完成させることができました。
デッキの特徴としては、材料のすべてに丸棒材を使用している点が挙げられます。
丸棒材を使用することで、自然景観に馴染みやすく、温かみのあるデッキに仕上がっています。
また、丸棒加工~防腐処理~塗装~設置までを当組合で一貫して行ったことで、より質の高い製品を提供できたと感じています。
写真では、細部まで確認しにくいかと思いますが、床板や階段の平面部は丸棒材を太鼓落としして対応しました。
デッキの上からは、阿武隈川と福島市街を一望でき、とてもいい景観を臨むことができます。
春や秋などの行楽シーズンに訪れるのにおすすめの場所だと思います。
この展望デッキが多くの人に利用していただければ、設置した我々もうれしく思います。
木材加工課 東海林